※このエントリーは、iPhoneで書いた細切れのテキストをつなげてますので、文章が分断している箇所があります。
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パソコンは使わない、スマートフォンだけでライブストリーミング
今年の1月、フィールドワークにMobile Video Streamingを活用する実験プロジェクトがスタートした。5月頃は、青梅街道(新宿~荻窪方面)を歩きながら、Ustreamで生中継をするテストをやっていた。使用したデバイスは、WILLCOM D4である。commonstyleのYouTubeチャンネルに、テスト映像が残っているが、視聴に耐えられない低品質な映像であった。
その後、iPhone 3GSが発売になり、ビデオレコーディングのテストも開始する。Qikのアプリがリリースされると思っていたので、Live Streamingのテストは中断。脱獄するわけにはいかないので、ずっと待っていたのだが、まったく情報が出てこない。iPhoneでLive Streamingは許可されないという噂も聞いていたので、対象機をAndroidに切り替えた。
NTTドコモのAndroid搭載スマートフォン「HT-03A」を導入し、QikとUstreamのアプリをインストール。生中継のテストを再開した。想像以上に安定していたのでAndroidをメインのモバイルデバイスにしようと思っていたのだが、先月、「iPhoneでUstreamのライブ配信が可能になるらしい」という話を聞き、急遽1月リリースという予測を立て、スケジュールを調整していた。
ところが…
本日リリース。すぐに、インストールして試してみたが、Android版と同様に安定したライブ配信ができた。しかも、3GS専用ではなく、3Gでもライブ配信できるのだ。
ファーストインプレッションを動画メモに記録したので、まずは以下のビデオを観ていただきたい。
たとえば、イベント会場に100人の参加者がいて、全員がiPhone 3GSもしくは3Gを所有していた場合、100アングルの生中継が可能になってしまう。実際にはあり得ないと思うが(生中継する敷居が一気に下がったので)、明日から確実に生中継する人が増えるだろう。
すでに、Twitterのタイムラインには、写真や動画、音声だけではなくLive Streaming Tweetが急増している。”from my iPhone, live on Ustream” で検索してみてほしい。これは、Ustream Live BroadcasterアプリからTweetしたときのコメントだ。
グローバルなニコニコ生放送といった感じである。
すでに、スクープの生中継も出ており、米国やカナダでは市民ジャーナリストがモバイル・ビデオストリーミングを活用している(生中継に使用しているのはパソコンではなく、スマートフォンだ)。パソコンを持ち歩く必要がないので、機動力は活字メディアの記者と変わらない。
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生中継とTwitterの相性:
私はよくワンセグを観ながらTwitterに投稿する。日本のケータイはマルチタスクなので、ワンセグとフルブラウザを同時に起動して分割表示することができる。テレビを観ながら、雑談するのは楽しい。
- 旅行に出かける
- 景色が素晴らしく、感動したので突然、iPhoneで生中継を始める
- iPhoneのUstreamアプリからTweetする
- たまたまTweetを見た人が生中継を観る
- RTを見た人が生中継を観る
- 他の場所の景色も観たい、とTweetする
- 要望にこたえて移動し、生中継を続ける
たとえば、こんな小さな生中継がTweetをきっかけに、さまざまな場所で展開していくだろう。いつも持ち歩いているスマートフォンで容易に実行できるのだから。
もちろん、新しい技術やツールには、良い面・悪い面が必ず同居しているので、盗撮やプライバシー侵害なども使う人しだいである。Qikを観れば、よくわかる。事故現場に遭遇した一般人がスマートフォンで一部始終を生中継している。ストレートで過激な映像は、倫理観が問われるが、根絶は難しいだろう。
「事が始まる前に議論しなければ」と慎重だった人たちも、「もう動き出してしまったので、平行して議論していくしかない」と言っている。
国内では、電話網のトラフィック増が問題になるかもしれない。戦々恐々としているのは、ソフトバンクではないだろうか。通信速度制限でさばけるかどうか。無線LAN利用へ誘導するための巧みな仕掛けが必要になる。
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前回のエントリー(2009.12.4):
- フリーランスにとっての次世代スマートフォン活用(ライブストリーミング編)
- Podcast: [file-412]新たな個人メディアへの挑戦(3):Blog, TwitterからRealtime Magazineへ
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スマートフォンの可能性:
本日、「NOBI-TARO PODCAST」公開録音のイベントが原宿のSunshine Studioで開催された。興味深い話が聞けそうだったので行くつもりだったが、開催日を勘違いして(金曜だと思っていた)… けっきょくUstreamで視聴することに。
ところが、iPhoneのUstream Viewerで検索しても、まったく出てこない(私が配信するライブも検索で出てきたことがない)。Android版はどうだろうと思って、検索してみると、すぐに出てきた。試しに、自分が過去に生中継したアーカイブを検索してみたら(全部ではないが)ヒットした。なぜ、iPhoneだと検索が機能しないのだろう?
Android版のUstream Viewerは、画面の下部がソーシャルストリームの領域になっている。Tweetのタイムラインがオーバーレイ表示されているので、とても見やすい。iPhoneでコメントを投稿すると、Ustream Viewerのライブ映像に自分のTweetが表示される。パソコンを使わず、スマートフォンだけで、参加できていることに思わず感動してしまった。
※ちなみに、iPhone版のUstream Viewerはダブルタップしないとランドスケープモードにならないし、Tweetは表示されない。次のアップデートで(Android版と同じように)ソーシャルストリーム連携の仕様になってほしい。
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iPhone版
Ustream Live Broadcaster の情報:
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Ustream Live Broadcaster の環境設定:
環境設定は、[option]アイコンをタップすると表示される
- Default channel
アプリを起動したとき、配信対象となるチャンネルを選択する(複数のチャンネルを登録している場合)
※チャンネルは、Ustreamの設定画面で設定 - Send location
アプリの起動時、位置情報を提供する場合はここで設定できる。デフォルトでは、「位置情報提供の許可」ダイアログが表示される - Startup mode
アプリ起動時のライブ配信モード、ローカルレコーディングモードの選択 - Live Settings
ライブ配信の品質:320×240、176×144 - Local Record Settings
ローカルレコーディング・ビデオの品質:320×240、176×144 - Sharing
Tweet when you go live
ONにする:ライブ配信をスタートすると、自動的にTweetされる
Tweet when uploaded
ONにする:録画をアップロードすると、自動的にTweetされる
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アプリの起動:
- ログイン画面になる(ユーザー名とパスワードを入力)
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スタートアップモードの選択:
- [Live]ライブ配信
- [Local]ローカルレコーディング
- [Confirmation]ダイアログで[YES]をタップすると、デフォルト設定になる
- この設定は、環境設定([option]アイコンをタップ)で変更できる
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登録チャンネルの選択:
- チャンネルが複数登録されている場合は、ここで選択する
- [Confirmation]ダイアログで[YES]をタップすると、デフォルト設定になる
- この設定は、環境設定([option]アイコンをタップ)で変更できる
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ライブ配信:
- [GO LIVE]アイコンをタップすると、ライブが配信される
- 位置情報を提供する場合は、[YES]をタップ
※事前に位置情報サービスがONにしておく - 位置情報を提供しない場合は、[NO]をタップ
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ライブ投票と録画の保存:
- [POLL]をタップすると、Ustreamのライブ画面に、投票のダイアログが表示される
- 視聴者は、Yes、Noどちらかをクリックできる
- もう一度、[POLL]をタップすると、投票のダイアログが非表示になる
- [STOP]をタップすると、[Confirmation]ダイアログが表示されるので、録画を保存する場合は、[YES]をタップ
- [SHARE]アイコンをタップすると、Tweetされる
Tweetの内容:
「I’m broadcasting, from my iPhone, live on Ustream」+ URL - [MUTE]をタップすると、音声を配信しない
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録画ビデオの管理画面:
- [MANAGE]アイコンをタップすると、管理画面が表示される
- 管理画面の[Remote]をタップすると、録画されているビデオをすべて視聴できる(タイトルの変更やビデオの削除も可能)
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ローカルレコーディング:
※このデモは、3GSではなく3Gを使用している
- ローカルレコーディングは、iPhoneに保存されるわけではない
- iPhone 3Gでも使用できる機能なので、”バーチャルなビデオ機能の拡張”と捉えてもよい
- [STOP]をタップすると、[Confirmation]ダイアログが表示されるので、録画を保存する場合は、[YES]をタップ
- タイトルを編集し、[Save]をタップする
- 管理画面に切り替わるので、すぐに視聴できる
- [Upload and Share]をタップすると、共有サービス選択画面が表示される
- [YouTube]をチェックすると、YouTubeにもアップロードできる
※10分以上の録画ビデオは無効となる(アップロードされない) - Ustreamでアーカイブとして公開したい場合は、[USTREAM]もチェックする
- 管理画面の[Remote]をタップして、Ustreamアーカイブを視聴できる(タイトルの変更やビデオの削除も可能)
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YouTube:
- YouTubeアプリでアップロードしたビデオを視聴できる
- YouTube側の処理があるので、すぐには視聴できない(ビデオの時間による)
- iPhone 3Gで、ビデオを撮影し、YouTubeにアップロードすることが可能になったのは、3Gユーザーには朗報
ただし、iPhoneに保存されているわけではないので、ネット接続が前提
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過去の実験データ:
- 遠景を生中継する方法:たとえば、大きな会場の後ろにいて、登壇者の表情を生中継したい場合は、携帯電話用の望遠レンズと三脚が役立つ
参考:
- 携帯電話用の望遠レンズをスマートフォンに取り付けて、Ustream配信した映像
(生中継の録画をダウンロードし、MP4に変換して、YouTubeにアップロード)
使用した携帯電話用の望遠レンズと三脚:
- ケータイ望遠レンズ | GH-ML8*シリーズ | GREEN HOUSE グリーンハウス
- 注意:iPhoneは大きすぎて使用できない。iPhone用のホルダーと組み合わせる等、工夫が必要
手ぶれ防止:
- 手持ちの生中継は、転送の情報量を増やすだけでなく、強いブラーでかなり見づらくなる
- 以下のように携帯電話用の三脚に取り付け、足の部分を持つだけで、縦方向のブレをある程度防ぐことができる
- 手元の資料を生中継する方法:
ライトルーペをiPhoneに取り付けて、Ustreamで生中継した映像
手ぶれをおさえれば、週刊誌の文章も読むことができる
(生中継の録画をダウンロードし、MP4に変換して、YouTubeにアップロード)
使用したライトルーペ:
- easy POCKET(ドイツ・エッシェンバッハ製)
歩きながら生中継するときのポイント:
- 基本は脇をしめて、すり足
- 動きっぱなしではなく、静止シーンを程度に入れていく
- 5秒見せたいシーンは、10秒撮る
- 通行人の顔が入りそうになったら、iPhoneは固定のまま、ほんの少し振動させる(一瞬、映像がブレるので顔がわからなくなる)
- 接続が切れると、Ustreamの録画が無効になってしまうことがあるので、事前にチェックしておく
参考:「みんなでつくるイーモバイルマップ」「みんなでつくるUQ WiMAXマップ」 - 以下は、Ustreamで生中継した映像
イーモバイルのPocket WiFiを使用
録画をダウンロードして、MP4に変換し、YouTubeにアップロード
その他:
- iPhoneの3G回線で生中継する場合、ソフトバンクの通信速度制限の対象になる可能性があるので注意!
- 長時間の生中継は、Pocket WiFi、お奨め
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モバイル・ライブストリーミングとクラウドサービス
私が運営している「デザインの未来」では、生中継(ライブ)コンテンツ~ビデオコンテンツ~記事コンテンツのスリーアウトプットを実践している。
- 番組を生放送(Ustream)
モバイル・ビデオストリーミング
※ノートパソコンは使用していない(WILLCOM D4を使用) - 生放送の録画ビデオを編集し、映像コンテンツとして公開(YouTube)
- 生放送中に投稿されたTweetなどを加味しながら、論考記事を執筆(ブログ、雑誌記事)
収益の柱は、3つ目の記事コンテンツである(これが、雑誌記事になったり、書籍の節になる)。1(生中継)と2(映像コンテンツ)は無料だ。
以下は、クラウドサービスで作成したプロモーションビデオである。Animotoというサービスだ(素材もAnimotoで提供されているものを使用した)。この作業に、高性能のパソコンは必要ない。Atom CPUのWILLCOM D4でも問題なく使用できた。高度なレンダリング処理は、Animoto側で実行されるのだ。
- 是非、オリジナルサイズ(HD)で観ていただきたい。クラウドで、ここまで可能になった。
Ustreamで生中継した映像は、Ustream側に保管されている。だから、UstreamからYouTubeにアップロードするときも速い。生中継に使ったスマートフォンには何も残らない。すべてクラウド上で処理されるのである。
つまり、録画ビデオを使って複雑な編集をするときも、クラウドサービスを使えば、特別な機材やアプリケーションソフトは不要になる。
現在、情報収集中だが、近々、画期的なサービスが登場しそうだ。
~この先はまだ情報不足なので割愛
Evernoteにメモがたまってきたら、「個人放送局(2)」を更新いたします。
記事執筆:境祐司(さかいゆうじ)
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個人サイト:
- Timeline thinking 2010
- FriendFeed
- FriendFeed -iPhone
- Twitter
参考:
- iPhoneから更新する実験ブログ(サイドバーに使用しているWebサービスのリンクがあります)
「Youji Sakai – Lifestream」 - 関連Podcast
「日刊徒然音声雑記」 - デザインを語るサイト(企画・運営)準備中
「デザインの未来」
以下は、過去の記録です
※膨大な情報量のページです。iPhoneでは開かないように…. (Safariが落ちるかもしれません
カテゴリ-A:
カテゴリ-B:
2009年12月9日に投稿
カテゴリー:3G, 3GS, App, HT-03A, iPhone, Livestream, Ustream, YouTube













































